富山育英センター

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第6回 「実戦模試」結果速報

中学生

富山県立高校入試育英模試 第6回 「実戦模試」

(2023年1月8日(日)実施)

◆集計人数  2,226 人(当日会場受験の1次集計人数であり、実際の申込み人数とは異なります。)
◆平均点
総合 社会 国語 理科 英語 数学
124.4 28.6 24.1 27.7 22.5 21.4
 
高校別志望人数表(PDFファイル)←全高校データはこちらをクリック!
・高校別の今回模試の志望者数志望者平均点最高点を提示します。自分の志望校についての情報を手に入れよう!
 富山中部・富山・高岡高校データ 抜粋
志望校 第一志望 第一志望から第三志望
までの合計
人数 最高点 平均点 人数 最高点 平均点
富山中部 普通 100 176 149.4 364 190 156
探究科学 160 190 164.2 239 190 162.6
富山 普通 174 170 144.4 439 174 145.4
探究科学 74 176 153.7 259 190 155.9
高岡 普通 140 187 150.5 284 187 149.8
探究科学 52 183 159.8 127 187 159.6
 
得点分布表(PDFファイル)←こちらをクリック!
総合,各教科の得点帯別人数表をご覧いただけます。全体順位や位置を知るのに最適です。
 5教科総合 得点帯別人数グラフ
 
◆各教科 設問のねらい、評価項目ごとの配点・結果、得点別人数
●社会
大問別の項目 配点 設問のねらい
九州地方の地理
九州地方の地理的特徴を、資料から読み取ることができる。
オセアニア州の地理
オセアニア州の文化、気候、産業についてわかる。
世界の地理
世界地図から、各国の位置や特徴を考えることができる。
奈良~江戸時代の歴史
奈良時代から江戸時代までの歴史がわかる。
明治~平成時代の歴史
明治時代以降の各時代の特徴やできごとがわかる。
現代社会・憲法・人権
憲法の政治に関する内容や、人権保障についてわかる。
日本の政治のしくみ
国と地方の政治について、それぞれのしくみと特徴を説明できる。
評価項目 配点 平均点
九州地方の地理    5 4.3
オセアニア州の地理  4 2.9
世界の地理      4 3
奈良~江戸時代の歴史 6 3.7
明治~平成時代の歴史 7 4.6
現代社会・憲法・人権 7 5.6
日本の政治のしくみ  7 4.5
【 採点者からひとこと 】
 用語問題では6(3)公職選挙法と書く問題を普通選挙法とする間違いが多く見られました。また、7(2)③議院内閣制を議員内閣制と書いて、音は合っていても正しい漢字で書けない解答も多くありました。用語の意味や似た用語を確認し、一問一答問題で定着するまで演習しましょう。
 また、記号問題では3(4)国の位置選択、記述問題では4(1)②墾田永年私財法を制定した目的、7(3)③民主主義の学校と呼ばれる理由の問題で、資料や指定語句を誤って見ている解答が多くありました。どの問題でも必ず「問題文」と「資料」を照らし合わせて確認することが間違いを少なくする近道です。
 入試まであと少しですが、できることはたくさんあります。演習を繰り返し、1点でも多く正解になるよう学び続けましょう。
【岩瀬校・中村】
 
●国語
大問別の項目 配点 設問のねらい
漢字の読み書き
  6 
既習の漢字を正確に読み書きできる。
説明的文章(論説文)
11 
筆者の主張や考えを正しく読み取ることができる。
文学的文章(小説文)
12 
場面をきちんと把握し、登場人物の心情を読み取ることができる。
古典(古文)
  5 
古文の内容を正しく読み取ることができる。
課題作文
  6 
条件に従って文章をまとめることができる。
評価項目 配点 平均点
漢字の読み書き    6 3.4
説明的文章(論説文) 11 6
文学的文章(小説文) 12 6.5
古典(古文)     5 3.3
課題作文       6 4.9
【 採点者からひとこと 】
 漢字の読み「しゆう(雌雄)」、「ふんきゅう(紛糾)」および漢字の書き「利発(りはつ」の正答率が低かったようです。糾弾(きゅうだん)などの熟語にも使われる「糾」という漢字の読みは確実に押さえておきたいところです。大問二の説明的文章からの出題では、記述問題は概ねできていたようですが、文法「~さえ」の識別、そして「多寡」と同じ構成の二字熟語を選ぶ問題で間違いが目立ちました。「寡占」という言葉が「少ない企業でその市場を独占している状態」であることからも分かるとおり、「寡」には「少ない」という意味があります。大問三の小説からの出題では、3の書き抜き問題で「億劫に感じ」という誤答が多くありました。何を億劫に感じたのか、目的語が不明瞭な解答となりますので、「体調が崩れ」のほうが正答となります。大問四の古文では、本文中の「服す」と同じ意味で、「服」の漢字が用いられている熟語を選ぶ問題が難問だったようです。「汝をこそ服すべけれ」、という部分の「を」がポイントです。「汝に服す」という表記であれば「服従」や「服役」という解釈もできるのでしょうが、「汝(お前)を~する」と考えれば正答にたどり着くことができます。
【富山本部校・田中】
 
●理科
大問別の項目 配点 設問のねらい
根・茎・葉のつくり
5 
植物の根・茎・葉のつくりと、そのはたらきが理解できる。
湿度と水蒸気量
5 
湿度や水蒸気量の計算ができ、露点についての考え方が理解できる。
物質の性質
 5 
物質を性質ごとに分類するための操作や、その手順がわかる。
仕事とエネルギー
5 
仕事とエネルギーについて理解し、計算問題が解ける。
火山
5 
火山の特徴や火成岩のでき方と、そのつくりが理解できる。
進化
 5 
生物の進化についてわかる。
イオン(電池)
5 
化学電池のしくみを理解し、電子やイオンの動きについてわかる。
音の性質
 5 
音の性質を理解し、音の速さに関する計算問題ができる。
評価項目 配点 平均点
根・葉・葉のつくり  5 4.1
湿度と水蒸気量    5 3.1
物質の性質      5 3.5
仕事とエネルギー   5 2.9
火山         5 3.5
進化         5 4.4
イオン(電池)    5 3.5
音の性質       5 2.6
【 採点者からひとこと 】
 富山県の県立入試問題では,実験や観察を元にした問題が多く出題されます。今回の模試でも,用語や実験・観察の手順など基本事項を確認する問題を中心に、思考力を要する記述問題や計算問題を出題しました。基本事項はよくできており,冬休みの成果が表れたと感じた受験生も多かったように見受けられましたが、記述や計算の出題がある「仕事とエネルギー」,「電池」,「音」の問題で正答率がやや低くなっておりました。
 計算のステップが多い応用問題や思考力を要する記述問題は,県立入試でも多く出題され,正答率も低くなります。この先多めに取り組んでいきましょう。また,中3内容の単元も演習量が少なくなりやすいので,意識して増やしていきましょう。
【富山本部校・野坂】
 
●英語
大問別の項目
配点
設問のねらい
【聞き取りテスト】
  聞くこと
10 
英語の説明や対話を聞いて、内容が理解できる。
【筆記テスト】
1.話すこと
10 
いろいろな対話文の流れを理解し、それを英語で表現できる。
2.読むこと
 9 
英語の長文を読み取り、それを表現できる。
3.書くこと
11 
さまざまな場面に応じて、英語で表現できる。
評価項目 配点 平均点
聞くこと/リスニング 10 6.1
話すこと       10 5.8
読むこと       9 5.3
書くこと       11 5.3
【 採点者からひとこと 】
 リスニングの図表や記号問題に関しては,対話文の音読と演習量を増やすことが大切です。英問英答問題では,キーワードに注目し,正しい英文を書くようにしましょう。対話文・長文問題では,国語と同様に,筋道を立てながら本文を読み進め,問題文にふさわしい解答を作成することが求められます。英文を英語で解釈する能力も培いたいところです。大問3の英作文では,雑な解答が見られました。人称・単数複数・時制に留意して英文を書くようにしましょう。教科書内容の復習が効率的です。英語でも「論理的思考力」が必要です。
【婦中校・上田】
 
●数学
大問別の項目
配点
設問のねらい
基本問題
11 
数学の基本事項を理解し、処理することができる。
放物線
4 
放物線を図形に応用することができる。
データの活用
5 
データを活用して考察することができる。
規則性
5 
規則を見つけ、応用することができる。
空間図形
4 
回転体について、問題を解くことができる。
関数の利用
6 
関数の式やグラフを求めることができる。
平面図形
5 
図形の証明を利用して、問題を解くことができる。
評価項目 配点 平均点
基本問題       11 8.3
放物線        4 1.9
データの活用     5 3.3
規則性        5 2.1
空間図形       4 1.8
関数の応用      6 1.9
平面図形       5 2.1
【 採点者からひとこと 】
 全体的に、皆さんの冬休みでの受験勉強の成果が感じられる答案が多く見られました。各大問の前半の問題の正答率は高く、基本的なことをしっかり押さえられている証拠です。しかし、各大問の最終問題(2(3)、4(4)、5(3)、6(4)、7(3))を正しく求められている生徒は少なく、このような応用問題で差がついたと思われます。大問7では、相似の証明は良く書けているものの、教わってから日の浅いこの分野は、練習不足の感が否めません。数学で高得点を上げるには、平面図形および空間図形の攻略は欠かせません。その一方で、入試本番においては、図形の問題ばかりに固執することなく、見直しの時間を必ず確保し、取りこぼしを防ぎましょう。今回の模試でも、大問1での取りこぼしが目立つ生徒が多くいました。数学は時間配分と見直しが命です!
【富山本部校・澤山】
 

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