富山県立高校入試育英模試 第5回 「受験校決定模試」
(2022年12月4日(日)実施)
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◆集計人数 2,040 人(当日会場受験の1次集計人数であり、実際の申込み人数とは異なります。) |
◆平均点 |
総合 |
社会 |
国語 |
理科 |
英語 |
数学 |
126.6 |
28.6 |
26.1 |
22.9 |
24.1 |
24.8 |
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◆高校別志望人数表(PDFファイル)←全高校データはこちらをクリック! |
・高校別の今回模試の志望者数・志望者平均点・最高点を提示します。自分の志望校についての情報を手に入れよう!
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富山中部・富山・高岡高校データ 抜粋 |
志望校 |
第一志望 |
第一志望から第三志望
までの合計 |
人数 |
最高点 |
平均点 |
人数 |
最高点 |
平均点 |
富山中部 |
普通 |
101 |
178 |
152.7 |
338 |
193 |
160 |
探究科学 |
137 |
193 |
168.6 |
218 |
193 |
165.2 |
富山 |
普通 |
161 |
177 |
147.2 |
426 |
182 |
147.7 |
探究科学 |
65 |
182 |
157.2 |
235 |
192 |
160.8 |
高岡 |
普通 |
117 |
186 |
150.9 |
246 |
186 |
150 |
探究科学 |
44 |
186 |
162.9 |
109 |
186 |
161.3 |
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◆得点分布表(PDFファイル)←こちらをクリック! |
・総合,各教科の得点帯別人数表をご覧いただけます。全体順位や位置を知るのに最適です。
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5教科総合 得点帯別人数グラフ |
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◆各教科 設問のねらい、評価項目ごとの配点・結果、得点別人数 |
●社会 |
大問別の項目 |
配点 |
設問のねらい |
世界の地理 |
2
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世界地図の使い方と、各地域の気候の特徴がわかる。 |
北アメリカ州の地理 |
6
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北アメリカ州の農業・産業の特徴を、資料から読み取ることができる。 |
関東地方の地理 |
6
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関東地方の地理的特徴を、資料から読み取ることができる。 |
奈良~大正時代の歴史 |
8
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奈良~大正時代までの社会や文化の特徴がわかる。 |
大正~平成時代の歴史 |
5
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大正~平成時代までの国内外の状況や出来事についてわかる。 |
日本国憲法 |
4
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日本国憲法の特徴やさまざまな人権についてわかる。 |
日本の政治のしくみ |
9
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国会や内閣と国民との関係が理解できる。 |
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評価項目 |
配点 |
平均点 |
世界の地理 |
2 |
1.7 |
北アメリカ州の地理 |
6 |
4.4 |
関東地方の地理 |
6 |
4.5 |
奈良~大正時代の歴史 |
8 |
5.3 |
大正~平成時代の歴史 |
5 |
3.1 |
日本国憲法 |
4 |
2.6 |
日本の政治のしくみ |
9 |
7 |
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【 採点者からひとこと 】
語句問題では,「両院協議会」を答える問題の正答率が低かったです。教科書の語句はすみずみまで確認するように心がけましょう。 記述問題は入試でも頻出の定番問題が多く出題されました。大問4(6)米騒動の原因を答える問題は,シベリア出兵をみこした商人の米の買い占めにより米価が高騰したことが書かれていれば正答でした。このように語句だけではなく,その出来事の前後関係や影響も覚えるようにしましょう。また,公民は大問7(1)③議院内閣制のしくみを説明する問題のように語句の内容を記述する問題が多いので,語句の内容まで説明できるように勉強すると点数upに繋がります。 冬休み中は,教科書を手元に置きながら一問一答や入試問題に取り組み,知識の抜けを埋めていきましょう。 |
【魚津本部校・吉野】
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●国語 |
大問別の項目 |
配点 |
設問のねらい |
漢字の読み書き |
6
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既習の漢字を正確に読み書きできる。 |
説明的文章(論説文) |
11
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各段落の内容を理解し、筆者の主張を読み取ることができる。 |
文学的文章(小説文) |
12
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場面をきちんと把握し、登場人物の心情を読み取ることができる。 |
古典(古文) |
5
|
古文の基本事項を理解し、内容を正しく読み取ることができる。 |
課題作文 |
6
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条件に従って自分の意見や考えをまとめることができる。 |
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評価項目 |
配点 |
平均点 |
漢字の読み書き |
6 |
4.3 |
説明的文章(論説文) |
11 |
7.2 |
文学的文章(小説文) |
12 |
7.1 |
古典(古文) |
5 |
2.7 |
課題作文 |
6 |
4.8 |
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【 採点者からひとこと 】
漢字は、読みで「侮蔑」を「ぶじょく」と読み違えている答案が、書きでは、「報」の右側の字形が正しく書かれていない答案が目立ちました。練習の際は、トメ・ハネなどの漢字の形を意識して練習しましょう。文章読解問題では記号選択や抜き出し問題はよくできていましたが、記述問題で解答すべき内容の不備による減点や誤答が目立ちました。自分の解答と模範解答を見比べ、答えるべき内容を見直しておきましょう。古文では、設問1で、終わりの「と」を見つけることは容易だったようですが、始まりを見つけることが難しかったようです。限られた時間の中で話の流れを把握するために、読む練習は必須と言えます。課題作文は全体の時間配分も意識して10分で書く練習に取り組みましょう。 |
【富山本部校・小野寺】
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●理科 |
大問別の項目 |
配点 |
設問のねらい |
動物の分類 |
5
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動物を特徴によって分類できる。 |
雲のでき方 |
5
|
雲のでき方を理解し、水蒸気量の計算ができる。 |
化学変化と質量 |
5
|
化学変化について理解し、質量の計算ができる。 |
光の性質 |
3
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光の屈折、凸レンズのしくみがわかる。 |
地震 |
5
|
地震の伝わり方を理解し、計算問題を解くことができる。 |
遺伝の規則性 |
5
|
遺伝の規則性について理解できる。 |
酸とアルカリ |
5
|
酸とアルカリ、中和について理解できる。 |
水圧と浮力 |
7
|
水圧と浮力について理解し、計算問題を解くことができる。 |
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評価項目 |
配点 |
平均点 |
動物の分類 |
5 |
4.1 |
雲のでき方 |
5 |
3.5 |
化学変化と質量 |
5 |
1.8 |
光の性質 |
3 |
1.3 |
地震 |
5 |
3.5 |
遺伝の規則性 |
5 |
2.8 |
酸とアルカリ |
5 |
3.3 |
水圧と浮力 |
7 |
2.7 |
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【 採点者からひとこと 】
今回の模試では,既習事項の定着度を確認する問題を中心に基礎から応用までをバランスよく出題しました。しかし,一部に総合的な理解を求める応用問題を出題したため,難しく感じた生徒も多かったと思われます。また,県立入試に合わせて完答問題の出題数を増やしたため,平均点も低く,満点を取る生徒が少なくなりました。知識の偏りがないよう,すべての単元を穴なく学習して置く必要があります。 特に,正答率が低かったのは,「化学変化」における質量計算,「光」における凸レンズによってできる実像の作図,「地震」におけるS波の到着時刻を求める問題,「遺伝」におけるひ孫の代の個体数の比を求める問題,「水圧・浮力」における圧力の計算問題,グラフをかく問題でした。特に,苦手な生徒は難解に感じられたと思います。また,応用問題以外でも,「純系」という用語の漢字ミスなど,知識がしっかりと定着していないところがあるように思われます。
受験本番では中1~中3までの内容がほぼ偏りなく出題されます。解けない単元がある生徒は早急に見直しを行い,苦手を無くしていきましょう。理科はまだまだ点数がのばせる教科です。県立入試までの残り1ヵ月半で,間違いの多かった単元をもう一度見直し,自信をもって本番に臨めるようにしてほしいと思います。 |
【富山本部校・若宮】
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●英語 |
大問別の項目 |
配点
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設問のねらい |
【聞き取りテスト】 |
聞くこと |
10
|
英語の説明や対話を聞いて、内容が理解できる。 |
【筆記テスト】 |
1.話すこと |
10
|
さまざまな形式の対話文を読んで、内容が理解できる。 |
2.読むこと |
9
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いろいろな長文を読んで、内容が理解できる。 |
3.書くこと |
11
|
さまざまな場面や内容に応じて、英語で表現できる。 |
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評価項目 |
配点 |
平均点 |
聞くこと/リスニング |
10 |
6.1 |
話すこと |
10 |
6.4 |
読むこと |
9 |
5.4 |
書くこと |
11 |
6.2 |
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【 採点者からひとこと 】
リスニングではやはり問題Cでの間違いが多く見られました。単語を細かく聞き取る練習、短い時間で正しい英文を書く練習を繰り返し行って対策をしましょう。筆記問題では、大問3〔3〕の英作文の他、大問3〔2〕⑤の正答率が低かったようです。What is in this box? のように箱や箱の中のことを尋ねる英文を書く問題でしたが、be動詞が足りないなどの誤りがありました。中1で習った知識だけで正解できる問題だったので、確実に書けるよう復習していきましょう。 |
【天正寺校・船本】
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●数学 |
大問別の項目 |
配点
|
設問のねらい |
基本問題 |
11
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さまざまな単元の基本問題ができる。 |
放物線 |
4
|
放物線と直線の式、座標を用いた図形の面積が求められる。 |
確率 |
3
|
樹形図を利用し、カードの位置関係について理解できる。 |
規則性 |
5
|
複数の規則性を見つけ、文字を用いて表すことができる。 |
平面図形 |
6
|
合同な図形の証明と、角の大きさを求めることができる。 |
関数の応用 |
6
|
いろいろな種類の関数のグラフについて理解できる。 |
空間図形 |
5
|
立体の展開図と、その周の長さの関係について理解できる。 |
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評価項目 |
配点 |
平均点 |
基本問題 |
11 |
8.9 |
放物線 |
4 |
2.6 |
確率 |
3 |
1.7 |
規則性 |
5 |
3.1 |
平面図形 |
6 |
1.8 |
関数の応用 |
6 |
3.9 |
空間図形 |
5 |
2.8 |
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【 採点者からひとこと 】
今回の模試では,2乗に比例する関数・いろいろな関数までが出題範囲でした。大問2と大問6に,その関数の単元を出題しました。高校入試では,関数の大問が2題出題される可能性が高いです。関数が苦手な人はしっかり復習しましょう。 また,大問5の平面図形では,証明の根拠となることがらが不十分である,対応する頂点が正しく示せていない等の答案が散見されました。証明問題は等しい辺や角がわかるだけではなく,正しく記述することで初めて得点に繋がります。この冬休みで様々な証明問題に取り組み,対応できる力を身につけましょう。 |
【婦中校・松原】
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