富山県立高校入試育英模試 第3回 「目標校決定模試」
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◆集計人数 2,029 人 |
◆平均点 |
総合 |
社会 |
国語 |
理科 |
英語 |
数学 |
126.4 |
27.6 |
25.7 |
22.5 |
24.2 |
26.4 |
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◆高校別志望人数表(PDFファイル)←全高校データはこちらをクリック! |
・高校別の今回模試の志望者数・志望者平均点・最高点を提示します。自分の志望校についての情報を手に入れよう!
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富山中部・富山・高岡高校データ 抜粋 |
志望校 |
第一志望 |
第一志望から第三志望
までの合計 |
人数 |
最高点 |
平均点 |
人数 |
最高点 |
平均点 |
富山中部 |
普通 |
120 |
178 |
149.5 |
369 |
193 |
153.5 |
探究科学 |
159 |
193 |
159.4 |
225 |
193 |
159.7 |
富山 |
普通 |
210 |
179 |
140.7 |
487 |
184 |
142.9 |
探究科学 |
66 |
184 |
153.4 |
251 |
193 |
155.9 |
高岡 |
普通 |
148 |
179 |
146.6 |
262 |
186 |
147.1 |
探究科学 |
46 |
186 |
161.4 |
96 |
188 |
158.1 |
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◆得点分布表(PDFファイル)←こちらをクリック! |
・総合,各教科の得点帯別人数表をご覧いただけます。全体順位や位置を知るのに最適です。
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5教科総合 得点帯別人数グラフ |
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◆各教科 設問のねらい、評価項目ごとの配点・結果、得点別人数 |
●社会 |
大問別の項目 |
配点 |
設問のねらい |
世界のすがた |
3
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地図の特徴を理解し、関連する問題が解ける。 |
アジア州の地理 |
4
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アジア州の宗教や気候、産業の特徴についてわかる。 |
日本のエネルギー |
3
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日本のエネルギーに関する資料の読みとりができる。 |
身近な地域の調査 |
3
|
地形図の読みとりができる。 |
九州地方の地理 |
7
|
九州地方の地形や産業について分析できる。 |
古代~中世の歴史 |
7
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古代から中世までの出来事から、同時代の歴史がわかる。 |
中世~近代の歴史 |
6
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中世から近代までの各時代の特徴や、出来事がわかる。 |
近代以降の歴史 |
7
|
近代以降の歴史の流れが理解できる。 |
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評価項目 |
配点 |
平均点 |
世界のすがた |
3 |
1.7 |
アジア州の地理 |
4 |
2.9 |
日本のエネルギー |
3 |
1.9 |
身近な地域の調査 |
3 |
2.2 |
九州地方の地理 |
7 |
5.6 |
古代~中世の歴史 |
7 |
5.4 |
中世~近代の歴史 |
6 |
4 |
近代以降の歴史 |
7 |
3.9 |
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【 採点者からひとこと 】
今回の模試では、基本事項の確認を中心に資料読み取り問題や作図問題など様々な形式の問題を出題しました。夏休みの努力の成果が見られる一方、漢字間違いによる失点が多くありました。例えば、7⑶①島原・天草一揆の「揆」や8⑷満20歳以上の男女の「歳」などです。語句問題も記述問題も誤字や脱字が含まれている時点で誤答となります。解答後には必ず見直しをするという習慣づけをしておきましょう。 また、知識があいまいになっていないかの確認も必要です。1⑶の問題では“日付変更線”という語がキーワードとなっていましたが、本初子午線と書いた答案が目立ちました。そのほかにも5⑵②の促成栽培の説明や、7⑷②の地租改正の説明といった語句の内容を説明する問題においても説明不足の答案が見られました。語句を覚えると同時に、意味を他の人に説明できるまで日頃からの練習を積み重ねましょう。 |
【小矢部校・福光校・中田】
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●国語 |
大問別の項目 |
配点 |
設問のねらい |
漢字の読み書き |
6
|
既習の漢字を正確に読み書きできる。 |
説明的文章(論説文) |
11
|
文章の構成を論理的にとらえ、筆者の主張を正しく読みとることができる。 |
文学的文章(小説文) |
12
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描かれている情景や登場人物の心情をきちんと読みとることができる。 |
古典(古文) |
5
|
文脈をとらえ、古文の内容を正しく読みとることができる。 |
課題作文 |
6
|
自分の意見等をまとまった文章に表すことができる。 |
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評価項目 |
配点 |
平均点 |
漢字の読み書き |
6 |
4.1 |
説明的文章(論説文) |
11 |
6.5 |
文学的文章(小説文) |
12 |
7.3 |
古典(古文) |
5 |
3.2 |
課題作文 |
6 |
4.6 |
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【 採点者からひとこと 】
今回の模試では、読解問題において内容不足や文末表現などで減点となっている記述解答が目立ちました。苦手な人は、本文中の指示語内容を把握することから始めましょう。解答の際は、何が問われているのかを設問文から正確に読み取り、文末表現を含め過不足なくまとめることを意識してください。また古文では、話の流れがつかみきれていない解答が多く見受けられました。まずは、動作主(主語)を明確にしながら注釈を参考に本文を読み進めましょう。「いふ」や「いはく」など発言を示す言葉や、引用を表す「と」など、ポイントとなる語句を見逃さず会話文をおさえることも重要です。課題作文は、与えられた条件をしっかり守って文章をまとめましょう。 |
【小杉校・新湊校・畑中】
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●理科 |
大問別の項目 |
配点 |
設問のねらい |
光合成 |
5
|
光合成の実験について、結果や考察が理解できる。 |
地層 |
5
|
地層について理解し、大地の変化を読みとることができる。 |
化学変化と質量 |
5
|
化学変化前後での質量について理解し、計算できる。 |
電流と磁界 |
5
|
電流と磁界の関係がわかる。 |
日本の気候 |
5
|
日本の四季の天気の特徴や、そのしくみがわかる。 |
血液の循環 |
5
|
血液の循環に関わる器官や、そのしくみがわかる。 |
状態変化 |
5
|
蒸留の実験について、結果や考察が理解できる。 |
力と圧力 |
5
|
圧力について理解し、計算問題を解くことができる。 |
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評価項目 |
配点 |
平均点 |
光合成 |
5 |
4.1 |
地層 |
5 |
2.6 |
化学変化と質量 |
5 |
2.1 |
電流と磁界 |
5 |
3 |
日本の気候 |
5 |
3 |
血液の循環 |
5 |
2.9 |
状態変化 |
5 |
3.3 |
力と圧力 |
5 |
1.4 |
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【 採点者からひとこと 】
県立高校入試により近い体験をしていただけるように作成しましたので,非常に難しく感じた受験生が多かったことと思います。「地層」における柱状図や「化学変化」での質量計算,「圧力」での思考力を要する問題など,学校ではあまり扱わない応用問題において正答率が低くなっていました。これらの問題については,理科で高得点を取ろうと思う生徒は必須です。これから他県の入試問題などに幅広くふれることで経験を積み重ねましょう。 また,基本的な問題も多く出題しましたが,問題の読み間違いや基本用語の間違いなど,ちょっとしたミスが差となって出ているように感じました。未だに苦手な単元を残している生徒は,まずはその単元の克服に努めましょう。 |
【富山本部校・若宮】
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●英語 |
大問別の項目 |
配点
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設問のねらい |
【聞き取りテスト】 |
聞くこと |
10
|
英語の説明や対話を聞いて、内容が理解できる。 |
【筆記テスト】 |
1.話すこと |
9
|
いろいろな対話文を読んで、内容が理解できる。 |
2.読むこと |
10
|
いろいろな長文を読んで、内容が理解できる。 |
3.書くこと |
11
|
さまざまな場面や内容に応じて、英語で表現できる。 |
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評価項目 |
配点 |
平均点 |
聞くこと/リスニング |
10 |
7.7 |
話すこと |
9 |
6.3 |
読むこと |
10 |
5.1 |
書くこと |
11 |
5.1 |
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【 採点者からひとこと 】
まずリスニング問題に関しては、おおむね理解できているようでした。問題Dの正答率が低かったように思います。必ず聞かれた形(今回であれば過去形)で答えましょう。 筆記問題に関しては,時間配分は上手くできていたと思います。正答率が低かったものは,日本語記述です。大問2〔1〕(1)と同じく大問2〔2〕(5)です。着目すべき箇所がずれていたり,本文中に書かれていないことを勝手に創造したりしたような解答が目立ちました。英文の構造をしっかり把握して答えられるよう努力を重ねましょう。 大問3の英作文問題に関しては,〔1〕並べ替えの(3)の疑問詞から始まる受け身の文の正答率が低かったです。並べ替え問題は得点源にしていかなければならない箇所です。 ここで点数を取りこぼさないよう,しっかり見直しをしましょう。 |
【婦中校・田中】
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●数学 |
大問別の項目 |
配点
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設問のねらい |
基本問題 |
11
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各単元における基本的な内容が理解できる。 |
連立方程式の利用 |
3
|
代金と個数の関係から方程式をつくり、解くことができる。 |
確率 |
4
|
場合の数を数え、確率を求めることができる。 |
空間図形 |
5
|
円すいの特徴を理解し、側面の中心角や最短距離を求めることができる。 |
1次関数 |
5
|
1次関数のグラフを表す式や、グラフの交点を求めることができる。 |
平面図形 |
6
|
合同な図形の証明をし、そのことがらを利用することができる。 |
1次関数の利用 |
6
|
時間・距離の関係を関数としてとらえ、式やグラフに表すことができる。 |
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評価項目 |
配点 |
平均点 |
基本問題 |
11 |
9.1 |
連立方程式の利用 |
3 |
2.8 |
確率 |
4 |
2.5 |
空間図形 |
5 |
2.6 |
1次関数 |
5 |
2.3 |
平面図形 |
6 |
2.7 |
1次関数の利用 |
6 |
4.4 |
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【 採点者からひとこと 】
今回の平均点から、皆さんの夏休みでの勉強の成果が感じられる結果となりました。 しかし、部分的に見てみると、証明問題を正しくと書けている生徒が受験生の約半数でした。これは合同条件の「それぞれ」や要素の語句が正しく書けていないことが原因です。また、関数や図形の単元の最終問題の正答率が低かったこと、そして正答率が低い問題の特徴として無回答の生徒がたくさんいたということも知っておくべき事実です。各大問の基本問題は解けるようになっているので、次は覚えた知識を正しく使い、それを活かして応用問題に挑戦することで数学の練度を高めていきましょう。 |
【入善校・宮部】
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